翼状片の検査

翼状片(よくじょうへん)とは、白目の表面を覆っている半透明の膜である結膜が、目頭(めがしら)の方から黒目に三角形状に入り込んでくる病気です。多くの場合、黒目の鼻側から伸びてきますが、まれに耳側から伸びてくることもあります。


 検査方法

翼状片の診断は細隙灯顕微鏡で、拡大して診ることで判断します。
素人が肉眼で見ても、明らかに大きいものは分かりますが、中には類似疾患(偽翼状片や結膜悪性腫瘍など)もありますので、翼状片と決め付けて放置せず、一度眼科を受診することをお勧めします。


 治療方法

翼状片自体は悪性の組織ではなく、症状がなければ放置しても問題はないのですが、充血や異物感が強くなってくれば点眼薬などの薬物療法を行います。
根本治療には手術が必要になります。

翼状片手術


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